劒岳@北アルプス〜3日目:劒澤テン場から最終編〜

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    あた〜らし〜い 朝が来た
    希望の朝だ
    よろこ〜びに 胸をひ〜ろげ 青空仰げ〜

    3日目の朝が来た!
    お天気だよ!
    太陽さんのテンションが上ってくるよー!
    日焼け御免なのだ。

    am 6:30
    テントを片付けて、さっさと劒澤テン場を後に。
    なんの執着もなく(笑)
    よく言えば、「今を生きている」から
    な〜んてね。
    つるぎ最終章1

    つるぎ最終章2

    まずは劒澤テン場から別山乗越(2750m)を目指します。
    終始登りで足元はガレ場が多く、砂地は滑りやすいので注意です。
    つるぎ最終章3

    乗越からは、1日目に登った雷鳥沢のルートを下るのではなく
    奥大日岳へのびる稜線をたどるルートを選びました。

    またまた、高山植物さんのご紹介です。
    キレイ〜
    つるぎ最終章4  つるぎ最終章5  つるぎ最終章6

    つるぎラスト章2  つるぎラスト章1

    ざわわ〜 ざわわ〜
    つるぎラスト章4

    ざわわ〜 ざわわ〜
    ざわわ

    ざわわ〜 ざわわ〜
    (しつこい)
    つるぎラスト章3

    やがて、新室堂乗越に到着。
    ここで大日岳方面への縦走路と別れ、雷鳥平への下りに入ります。
    大日岳!魅力的!
    寄り道したかったな。

    登りの時とは違った見え方をする山々にうっとり。
    生き生きした植物と同じように、人間もまた生き生きしています。
    すれ違う登山客の笑顔が眩しい。

    この石のブリッジ、すごいでしょ。
    ここまで下山すれば、軽装のご家族連れやカップルに出会います。
    ザックにヘルメットを付けているせいか、すれ違う方に
    「どこまで行かれたんですか?」とやたら聞かれます。
    つるぎラスト章5

    地獄谷ルート。
    5年前は入れましたが、今回は閉鎖されていました。
    つるぎラスト章6

    5年前の様子はこちらです。
    ぼっこぼこ火山ガスが出ていて、硫黄臭いのなんのって。
    地獄谷1

    これがルートなので、硫黄の匂いにまみれて歩きました。
    地獄谷2

    ついでに、5年前に登頂した雄山(9月)
    雄山

    雷鳥平テン場を抜けて、室堂ターミナルまでの遊歩道のきついこと。
    階段をずっと登る。
    登って、登って、登りまくるのです。
    階段って苦手なんです。
    人の手が加えられた所は自然じゃないので違和感があります。
    まったくぅ、優しくない足場だぜ。
    最後の最後で、ゼーゼーと心拍は上がりっぱなしでした。

    am9:30 室堂ターミナルに到着
    GOーーーーーーーーOL!!
    立山連峰劒岳への山旅
    楽しく伸び伸びと過ごせた3日間でした。

    自然の中で知ったこと
    自然体が一番すごい
    怖い怖いと思うと からだは動かなくなり
    かっこつけようとすると からだはぎこちなく動く
    リラックスしていると からだはスムーズに動く
    リラックスして且つ集中していると
    からだは思うように動く
    心がスムーズだと 体もスムーズ
    心の状態が体の状態を作っているようだ

    そして、自分は大丈夫と信じること
    「自分はこうだ」と思った通りの人間になるから
    自分の内なる力を信じてあげる
    たとえ失敗に終わったとしても
    それは次へのステップ 次への糧 
    自分の経験となり 鎧となる
    その経験が未来の自分を助けてくれる
    苦行から逃れるのが癒しではなく
    苦行の中での気付きが自分の癒しになる

    今「ここ」の連続
    未来の不安 過去の記憶に縛られることなく
    今を生きる
    それが、こんなにも快適でリラックスできるんだ
    と今更ながら実感じました

    つるぎラスト章7

    自然はすべてを受け入れる
    自然は根を張り日々変化する
    自然は穏やかでもあるが時に厳しい
    自然は全てを与え全てを見せる
    自然はすべて同じではない
    自然はすべて調和しながら
    自らを精一杯に存在させる

    自然よ!大先輩よ!
    もっと学ばせてください!
    良い経験と気付きをありがとうございました。

    おわり







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    劒岳@北アルプス〜2日目:劒岳アタック後編から劒澤テン場まで〜

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      最近、朝晩がめっきり涼しくなりましたね。
      夕涼みが気持ちいい今日この頃。
      みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
      さて、blogアップが遅くなりました。
      劒岳登山の続きでございます。

      一服劒からの一歩一歩。
      集中はまだまだ続きます。
      つるぎ3日目2

      道中にきらきらと輝く高山植物さんのご紹介です。
      ここでしか見られない貴重な植物は生き生きとしています!
      「あらら、かわいい〜」
      「あ〜ら、こっち見ててくれるのかな」
      と、まるで生き物と会話をしているかのように会話が弾みます♪
      いやいや、生き物ですね。

      人工ではない、自然の寄せ植え
      絶妙なバランスが美しい

      つるぎ3日目3 つるぎ3日目4 つるぎ3日目5

      つるぎ3日目6 つるぎ3日目8

      緑が育つ 花が咲く 雲が流れる 
      大地が隆起して 山ができる
      何かエネルギー的なものが働くことによる現象なのだろう。
      だとすれば、異常気象は人間が環境を破壊し、
      自然界から奪ってしまったものを自然界が取り返す作用なのだろうか。
      目に見えないエネルギー的なものがはたらいての結果?
      きっとそうやと思います。
      この自然のサイクルは当たり前のものではないな。
      大事にしないとバチが当たる。

      空気が汚染されれば人間も汚染される
      だって呼吸するもの
      水が汚染されれば人間も汚染される
      だって水飲むもの
      大地が汚染されれば人間も汚染される
      だって野菜を食べるもの
      大気汚染で光が遮られらば人間は弱る

      「OM=すべてはひとつ」 つながっている
      嗚呼、この自然を壊したくない
      つるぎ3日目7

      そんなことを感じながらの道中。
      ぼちぼち歩みを進め、ようやく剣山荘が見えてきました!
      つるぎ3日目9

      その前に、雪渓をつぼ足で横切ります。
      朝は真っ暗な中歩いたので、景色を楽しめませんでしたが
      帰りは視界が開けて十分に楽しめました。
      朝の暗闇の中で、滑って転んで池にドボンとならずでよかったです。
      つるぎ3日目10

      am10:30 劒澤小屋に無事到着
      劒岳から帰ってこれたことに感謝!
      ばぁちゃんやご先祖さまはさぞかしヒヤヒヤしてお疲れだったことでしょう。
      守ってくれてありがとう。

      さてさて。
      荷物を整理し、お世話になったお部屋をキレイにして小屋を後にします。
      お世話になった部屋は、二段ベッドに4名づつ雑魚寝でした。
      つるぎ3日目11

      さぁて。
      劒岳アタックの余韻を味わいながら、劒澤テン場に移動します。
      今宵の宿の準備でございますー。テント泊♪
      こちらは、救助隊の皆さまとお医者さんがいらっしゃる施設です。
      つるぎ3日目12

      ふと、見上げると屋根の上でヨガをされる救助隊員の方。
      すんばらしー
      しれぇ〜と横にタオルでも敷いて登場し、ヨガをご一緒したかったです(笑)
      こちらのメンズはドア枠に指をひっかけて懸垂なんぞもされておりました。
      かっちょいぃー
      つるぎ3日目16

      テントのセッティング準備OK!
      つるぎ3日目14

      テン場にはたくさんの人たちがゆっくりと過ごしていました。
      が・・・やはり・・・女性はめっちゃ少ない・・・
      この山は男性が訪れる山ですな。

      疲れたカラダを気づかい、入念なストレッチに入ります。
      登山で何が一番楽しみかというと、ストレッチなんですよ。
      登頂よりもストレッチ(笑)
      使ったカラダが息を吹き返す感じが非常に快感なわけで。
      じっくり味わうのであります。
      つるぎ3日目17

      正午。
      お湯を注いだらピラフができるんだよ!
      超軽量化された簡易ご飯。
      それと、梅ショウ番茶はかかせない。
      つるぎ3日目18

      そして、お昼寝。
      いや、マジ寝やね。
      雨がぽつぽつ降ってきて、テントにたくさんの水滴。
      昨晩できなかった星空観察会ができたような気がします。
      まー、そう思っとこ。
      つるぎ3日目15

      夕方4時頃に起きたら、雨ザーザー。
      山の天気は不安定です。
      ひろじぃさんに夕飯を作ってもらって、私はテントをご満悦。
      山に来たら食事の用意は、な〜んにもしませんの。 
      普段家事をしているのでね、ここぞとばかりに休みます(笑)

      pm 7:00 就寝
      早っ



      つづく









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      劒岳@北アルプス〜2日目:劒岳アタック中編〜

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        難所のカニのたてばいを越えると、ガレ場の登り。
        標高3000m近くでのお天道様の光はキツイです。
        お日様・・・どんだけテンション高いねん・・・

        でこぼこ道、行き止まり、お花を見に寄り道、急斜面、絶壁・・・
        多難な道中ですが、ひとつひとつ集中してここまできました。
        足元をしっかりと見ながら、後ろを振り返ることなく、ただただ前へ前へ。
        足場になってくれている岩・石・砂利・雪渓に
        「私を運んでくれて、ありがとうな」と。
        疲れを癒してくれる高山植物に
        「キレイな姿をこのタイミングで見せてくれて、ありがとうな」と。
        クサリ場を設置してくれた方々にもありがとう。
        登山ルートを作ってくれた方々にもありがとう。
        全てのことにいっぱいいっぱいありがとう。
        わたし一人の力じゃ、決してない。
        ウルウルしてくるじゃーないかー。

        ゆっくりでも一歩一歩進んでゆくと頂上に近づいてきます。
        ようやくてっぺんが見えてきました!
        つるぎ後編1

        そして!登頂!
        つるぎ後編2

        am6:50
        すっごーく美しい景色!絶景なのです!
        山頂からは、立山連峰、槍・穂高、薬師岳などの大パノラマ。
        薬師岳行きた〜い。

        源次郎尾根を上から見下ろすと、迫力ありあり。
        源次郎尾根とは劒岳で難所続きのコース。
        確か・・・マッターホルンの練習としてイモトアヤコが攻略していたな。
        崖っぷちの稜線を一峰二峰と進み、クサリ場はなくて、エイト環と呼ばれる
        金具にロープを通して下降するなど、ほとんどロッククライミング。
        安易な気持ちでは絶対に挑めない。
        強靭な肉体と確かな経験と安全確保。
        つるぎ後編3

        劒岳 標高2999m
        つるぎ後編4

        こんな崖っぷちに、立ったことない。
        風は穏やか、透き通る空、雲よりも高い絶壁。
        つるぎ後編5

        山頂には祠が祀られていました。
        登り始める前に、防寒着のポケットに入れた覚えのない5円玉が入って
        いまして、
        「あれれ?何で入ってるんやろか?ま、ええか」と、そのままにして
        おきましたらば!
        その5円玉は!
        お賽銭のために用意されたものでした!
        つるぎ後編6

        天空に近い楽園にて15分ほどの癒し時間。
        ゆっくりもしていられません。
        山の天気は不安定ですし、下山もたくさんの難所が待っているので
        集中力は切らせません。
        つるぎ後編8

        きました!
        『カニのよこばい』!!!
        高感度のあるトラバースです。
        この付近でごにょごにょとしている男性陣。
        「どーぞどーぞ」と先を勧められまして、
        「えーーー!?私?」と言いながら、斬り込み隊長に任命されました。
        やってみるしかない。
        つるぎ後編9

        ここへ来て初めての恐怖感。
        ここは、滑落で実際に死亡事故も出ているゾーン。
        特に女性の足場確保ミス。
        怖くてもしっかりと足場を見ることが大事!と、
        山小屋のお兄さんに言われたことが頭をよぎります。

        そして、初めてクサリにスリング(命綱)をかけて身の確保。
        岩棚に沿って下っていくのですが、足場が10cmほどで、
        しかもなかなか上手く足が合わない。
        ぐいーーんと足をかなり伸ばして岩棚に引っ掛ける。
        開脚前屈が得意でよかったぁ。
        つるぎ後編10

        カニのよこばいをクリアして、ホッとする間もない。
        急なハシゴ!
        このゾーンが一番怖かった。
        クサリがないのでスリングも使えない。
        崖っぷちを自分の手と足で15m下ります。
        一歩一歩ゆっくりと下りる、その足は震えました。
        大丈夫、大丈夫、腹据えて・・・
        泣かへんで・・・
        着地点は浮石だから注意するようにとお兄さんが言ってたな・・・
        つるぎ後編11

        よっしゃ!クリア!
        つるぎ後編13

        絶景のオンパレード
        写真ではうまく伝わらないのが残念です。
        自然の中にある「すきま」にうっとり。
        つるぎ後編15

        まだまだクサリ場は続きます。
        平蔵のコルを過ぎると、登下降路が分かれた急な平蔵の頭。
        カニのたてばい並の急斜面。

        そして、前劒の門。
        ここからは登りと下りでルートが分かれます。
        クサリ場の登り下り。
        丁度、登りルートの4m鉄橋の下を抜けるのが下山ルート。
        ここで小さな落石がありました。
        ケガはありませんでしたが、やはりヘルメット着用は必須です。

        そして、一服劒。
        ここまで来ればひと安心。
        気の緩みに気をつけながら劒沢へと向かいます。


        つづく







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        劒岳@北アルプス〜2日目:劒岳アタック前編〜

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          am2:45 起床
          体力温存もいいところ、よく寝ました。
          前日の晩、山小屋のお兄さんにルートの説明を受け、
          「落石・浮石・ガレ場・雪渓・クサリ・・・」などのワードにだいぶビビッた私
          でしたが、そんな緊張も寝たら忘れる(笑)
          地図

          暗い食堂でお弁当にしてもらった朝食をいただいてると、山小屋の
          オーナーさんがそっとお味噌汁をくれました。
          なんと、嬉しいはからいでしょうかー!
          口数は少ないのですが優しさが全面に出ているオーナーさん。
          これからアタックする私達へのエールだと受け取りました!
          世界の山々を登り、それはそれは過酷な体験をなさったことでしょう。
          すごく人間味のある方だと思うのです。
          うぐっ。泣ける。
          見守ってくれてはるんやなぁ。

          体調良好!メンタルOK!
          am4:00 いざ、出陣!
          山の天気は不安定なので、できるだけ早めに登り始めたようがいいです
          よね。

          まず、劒澤小屋からガレた登山道を剣沢へ下ります。
          下ったところから雪渓を横切るのですが、早朝なので雪が硬く凍りついて
          滑りやすい。
          ヘッドライトを装着して、慎重に歩きます。石も濡れていて滑ります。
          辺りが真っ暗でペンキマークを見失いやすいためにルートがわかりずらい。
          「はい、集中。集中。」と声を張ります。

          am4:30 剣山荘に到着
          劒岳に一番近い山小屋で、標高2500mだったかな。
          休憩なしで先を急ぐよー。
          まだまだガレ場が続きます。
          落石をおこして迷惑をかけないように、足をのせる石に注意。
          つるぎアタック1

          一服劒に到着(標高2618m)
          ここからは持参したヘルメットを装着します。
          10年以上前に使っていたスノーボード用のヘルメットがこんな形で役に
          立つとはね。超軽量型のメットなので頭に付けてる気がしません。
          手袋もグリップ力のあるものに変更。
          これはホームセンター「コメリ」で298円で買ったもの。
          一服劒のピークに立つと前劒が大きくせまっています。
          よっしゃ!
          気合も入ります。
          一服劒から劒岳頂上にかけて、登り下り合わせて13箇所のクサリ場が
          あります。
          つるぎアタック2

          武蔵のコルを過ぎた辺りから、不安定なガレ場の急登になり、スリップや
          落石に注意です。
          また、いく筋も踏後があるのでルートを見つけるのが難しい。
          大きな岩場をクサリを使って登ります。
          基本、クサリを信用してはいけないと習ったので、落石に注意して自分の
          足で登ります。
          ボルダリングジムで少し練習していてよかったぁ。

          前劒に到着(標高2813m)
          ここからが難所続きです。
          不安定なガレ場や岩場、クサリ場が連続して現れます。雪渓も豊富です。
          このような岩と雪こそが劒岳の魅力であり、それらをいかに迅速に、かつ
          安全に通過できるかが劒岳を楽しむための最大のポイントだとmonbell
          店長さんがおっしゃっていました。
          4mの鉄橋を渡る。この下は何にもなくて空中です。
          つるぎアタック3

          岩にへばり付いてクサリに沿って20m登り、
          つるぎアタック9

          トラバース。
          つるぎアタック12

          登ったかと思ったら、クサリで20m下ります。
          つるぎアタック11

          三点保持の姿勢を保ち、上体を岩から離して、しっかりと腰を入れて立つ。
          上体を岩から離すことによって、視野を広めて周りの状況や、次に手足を
          置く場所を見つけやすくすること。
          腕の力に頼らず、足を使うこと。
          急な岩場の場合はつま先を使うこと。
          ボルダリングの練習が役に立ちます。

          お日様がどんどん顔を出してきます。
          つるぎアタック6

          つるぎアタック7

          分厚い雪渓も間近にあり
          つるぎアタック14

          安全に 安全に
          慎重に 慎重に
          集中 集中
          そして、前劒の門に到着。
          短いクサリ場を通過すると、平蔵のコルに出ます。
          ここから始まる急な岩場の登りが『カニのたてばい』!!!
          垂直に近い50mほどの岩場です。
          クサリや鉄杭などが整備されてはいますが、慎重な動きで進みます。
          つるぎアタック15

          すいすいすい〜
          『カニのたてばい』攻略
          つるぎアタック16

          私よりもひろじぃのほうが緊張感たっぷりだと察します。
          連れて来たのは自分だし、私がケガをしないようにというプレッシャーも
          あるはず。ひろじぃのほうがしんどいのです。
          しかも今更ながら、まさかの高所恐怖症だと気づいたひろじぃ(笑)
          大丈夫か!?

          周りに迷惑をかけないで、何事もなく、無事に下山できるように、自分の身は
          自分で守る。自分を信じて進んでゆきます。
          不思議なことに、現場に入ると怖れを感じなかった私。
          絶対にできる!という自信に溢れていました。
          どこからくるのかこの自信(笑)

          とにかく、「今ここ」に集中し、その一瞬一瞬を最大限に楽しむことを考えながら
          歩みを進めていました。
          見守ってくれているばぁちゃんやご先祖さまに感謝をしながら。

          そして・・・
          ふと気づいたこと
          女性の登山客がほとんど居ないってこと
          あちゃちゃ
          こりゃ、男性の世界に来ちまったようだぜ


          つづく







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          劒岳@北アルプス〜1日目:室堂から劒澤小屋まで準備編〜

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            春頃に、「今年の夏は北アルプス立山の劒岳に行くからね」
            とさらりと言ってのけたひろじぃ。 
            今から5年前にも立山を訪れ、北アルプス連峰のひとつ、
            雄山(3003m)に登りました。
            それはそれは景色が美しくてルンルン気分で登った記憶があります。
            高山植物が美しく、緑豊かな連峰が連なる中で一際異彩を放つ山が
            ありました。その山は岩が隆起したようなつるっつるの山肌。
            「これが劒岳っちゅー難しい山かぁ」とバスの中で話しをしていたのが・・・
            まさか現実になるとは!

            これは体力作りをせねばならぬ!と、ジム通いが始まりました。
            鬼軍曹ひろじぃの指示で、ウォーキングは傾斜を付けて歩かされ、
            また、練習の山ではストックは使わずに自分の脚で登ることを
            強いられ、食事は米をしっかり食べるなど守ってきました。
            出発前にはmonbellの店長さんにザイル(命綱)の使い方や劒岳の
            注意点を教えていただく。

            ご先祖様のお墓参りでは、
            「じぃちゃん、はぁちゃん、いつもありがとうな。
            劒岳に行ってくるわな。見守っててな。」と伝えまして、
            そして、いざ出発!!

            2013/8/14
            am 2:00 車で自宅を出発
            am 6:00  立山駅に到着
            am 7:10  美女平までロープウェー(所要時間7分)
            am 7:40  室堂までバス(所要時間50分)
            am 9:00  劒澤小屋を目指して登山開始

            ひっさしぶりに来ましたよ〜
            立山ちゃん〜
            ピーカンだ〜
            つるぎ1

            室堂駅から登山は始まります。
            この景色!変わらぬ美しさ!
            つるぎ2

            雷鳥沢テン場までは石段の下り道
            つるぎ3

            そのテン場を抜けて、木の橋を渡ると急な登り道が始まります
            つるぎ4

            真っ青の空
            万年雪もたくさん
            つるぎ5

            雷鳥平から劒御前小舎までのルートは急!
            ガレた斜面で滑りやすい。
            荷物は重いし、日差しはじりじり暑いし、息が上りっぱなしの2時間。
            途中で出会う登山客とのしばしのお話が楽しい。
            東京からソロで来られたおじいちゃんは、劒岳のメジャールートから
            外れた超難級なルートを登るとな。
            すんばらしー!
            そのおじいちゃんに「近江のおふたり」と名付けられた私たち(笑)
            つるぎ6

            あじぃ・・・
            あじぃ・・・
            今回最大の汚点は、フェイスガードを忘れたこと。
            格好なんて気にしてられませんので、手拭いを頭に被せて、
            その上に帽子を被っておりました。
            こんな感じよ(笑) どっひゃ〜
            てぬぐい

            そして。
            劒御前小舎に到着
            つるぎ7

            トイレもありますよん
            水は流れなかったけど・・・
            つるぎ8

            しばしの休憩後、また一歩一歩進みます
            このお花が一番好き
            お日様に向かって両手をめいっぱい広げる小さな手
            キラキラした光のよう
            出会うたびに「居てくれてありがとうね」と声をかける
            つるぎ9

            どの花もみーんなお日様に向かって顔を上げている
            この子もしゃきっと背筋よく咲いている
            つるぎ10

            劒御前小舎から30分ほどは下り。
            そして、じゃじゃーーーん!
            正面にばっちり姿を見せた劒岳!
            岩でしょ?
            どんな山道なのか!?楽しみだな〜
            つるぎ11

            劒澤テン場を抜けて、岩場を10分ほど下ると
            つるぎ12

            本日の宿泊先、劒澤小屋に到着でーす。
            正午。
            贅沢なことに、シャワーを浴びさせていただきました。
            お風呂はなしと思っていたので、ありがたや〜。
            貴重なお水だからね、大切に大切に使います。
            つるぎ13

            その後は、ランチタイムだぜぇ。
            中華丼〜
            つるぎ15

            カップヌードルシーフード味
            ぐへへへ
            汗だくの腹減りさんでしたからね〜
            がっつがつ食べました(笑)
            pm2:00
            つるぎ14

            余暇時間の楽しみはストレッチ&マッサージでしょ。
            股関節をマッサージしたり、足裏をマッサージしたり
            頑張ってくれた体に感謝してほぐしてあげるの♪
            そして、瞑想して心に休息をあげるの♪

            pm5:00 小屋の夕食
            ランチから数時間しか経っていないのに
            こんなに豪勢な夕食が出てきちゃいました(汗)
            こんなリッチな山小屋のご飯は未だかつてなく
            え?え?え?
            戸惑いのふたり
            つるぎ16

            こんなに食べて明日大丈夫かな〜なんて言いながら
            pm7:00 就寝
            星空観察会もせずにね(笑)
            体力温存なのだ


            つづく






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            お盆休みのお知らせ

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              8/14(水)〜8/17(土)までお盆休みをいただきます。

              電話・メールのお返事は8/18(日)以降となります。
              ご了承くださいませ。

              お山に行ってきます☆
              剣岳








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              2013年9月のスケジュール

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                中野コミュニティーセンター
                (毎週火曜日 19:30〜20:45)
                9/3,10,17,24


                L'e sprit du bouque ブーケ
                アシュタンガヨガ
                (第2水曜日 19:30〜21:00)
                9/11

                能登川自治会館(月謝制)
                体験レッスンあり 要予約 
                (第2,4木曜日 19:00〜20:30)
                9/12,26

                ティースペース茶楽(月謝制) 
                体験レッスンあり 要予約
                (第1,3水曜日 9:30〜11:00)
                9/4,18

                ラポール秦荘健康プール内スタジオ

                (毎週月曜日 19:00〜20:00)
                水曜定休日,祝日営業

                福祉施設なごみ3Fトレーニングセンター

                (毎週月曜日 10:30〜11:30)
                祝日休館

                イオンスポーツクラブ近江八幡
                (毎週水曜日 14:30〜15:30)
                火曜定休日,祝日営業

                ヨガ処さらは
                お休みがございます。
                9/16(月・祝)→休講
                9/23(月・祝)→休講

                ∞ イベント ∞
                9/7(土)   16:00〜 Candle Night YOGA+CRAFT@愛郷の森→★
                9/28(土) 17:00〜 西の湖ヨシ灯り展サンセットヨガ→


                ヨーガ・セラピーに関するお知らせ

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                  いつもヨガ処をご贔屓にありがとうございます。

                  9月からのヨーガ・セラピーのクラスについてお知らせです。

                  ●シニア割引のご利用がなくなります。
                  チケットのみ(1回・3回・6回・フリーパス)のご利用となりますので
                  ご了承ください。

                  ●完全予約制

                  ●定員は6名様とさせていただきます。

                  ※その他のヨガ処クラスに変更はございません。

                  何卒よろしくお願いいたします。

                  ストレス社会を上手に生きる方法をヨーガの智慧をもとに
                  わかりやすく丁寧にご指導していただけるクラスです。
                  ご興味のある方は是非ご参加くださいませ。

                  シバナンダヨガ教室







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                  フルムーンリトリート

                  0

                    今から4年程前になるのでしょうか。
                    京都北山Nadiでお茶をしていた時に、ちらっとお話したことのある
                    ヨガティーチャーToshiさん。
                    関西を中心にお忙しくご活躍されながらも、毎年インドに修行に行かれ
                    ヨーガを深く探求されている先生です。
                    現在、住まいを滋賀に移されまして、この度ご縁あってToshiさんの
                    イベントフライヤーをヨガ処に置かせてもらいました。
                    滋賀が大好き!なんだそうです!
                    なんちゅー嬉しいことやー!
                    山も川も湖もある自然豊かな滋賀県。
                    私も大好きっ。

                    そんな滋賀の琵琶湖でToshiさん&Kevinさんによるリトリートがございます。
                    フルムーンリトリート1

                    フルムーンリトリート2

                    フルムーンリトリート3
                    詳細はToshiさんのブログでご確認下さいね→

                    理屈じゃなく、感覚の世界で楽しめるリトリートなのではないでしょうか。
                    −音−
                    バイブレーション、響き、ゆらぎ
                    私がたまらなく好きな感覚に満たされそうな予感
                    そして、竹生島巡礼
                    心がフルフルします、ワクワクします。
                    ビビッと来まして、参加申込みしました♪

                    ご興味のある方がいらしたら是非ご一緒しましょうね。

                    Om shanti shanti shantih






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                    適度に汗をかく

                    0

                      じめじめと不快指数が半端ないですね。
                      ちょっと動くだけで汗がでます。
                      汗かきの私には酷な季節です。
                      はよ、秋にならんかな〜

                      そんな中でも、アーサナ&プラナヤマは練習するわけで、
                      朝から汗を出す時間を過ごすのであります。
                      7時でももう暑い!

                      最初にマントラを唱える
                      呼吸法をじっくりと
                      そして、ゆっくりと動き始める
                      汗を出して、体温を下げる
                      エンジンが噴かせてきたら調子づいてくる
                      燃えて燃えて
                      カラダが軽くなる
                      夢見心地なシャバアーサナ
                      最後にマントラを唱える

                      マントラに関しては、偏り過ぎないようにしたいなと思っています。
                      私にはマントラを唱えるのと同じくらいお経を唱えたい気持ちがあります。
                      シバナンダヨガでベトナムに滞在している時に、
                      ヒンドゥーの神様に祈りを捧げる儀式(プージャ)の際、
                      なんだかピンと来なかった私。
                      う・・・ん、ヒンドゥーの神様にというよりも
                      ご先祖さまだよなーと思ったのです。
                      どこまでも俗世の人間(笑)
                      でも、アシュタンガやシヴァナンダのマントラの音の響きは最高!
                      気持ち良さを実感!
                      音で楽しんでおりますー。
                      α波出ますねん。

                      そんなことはさておき。

                      毎日「暑い!」しか言葉になりませんが(笑)
                      適度な運動がカラダを軽快にしてくれます。
                      私は夏が苦手で、どうも疲れやすいので練習は軽め。
                      汗をたっぷりかいたら、ビタミン・ミネラルを補給!
                      みなさまも適度に気分転換を計りながらお過ごし下さいね。

                      どうぞ、ご自愛くださいませ。

                      サダナ

                      チャンチャン。






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